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2019/02/26(火) NEWS

【合格】奈良女子大学文学部、龍谷大学社会学部 

余 雯涵(中国)
関西語言学院出身

私が大学で勉強したいのは「ジェンダー」です。日本語では性的弱者という言葉がありますが、中国ではそのような言葉はありません。ジェンダーに対する概念もありません。一度「ジェンダー」の意味を親に説明したことがありますが、分かってもらえませんでした。私は、中国のジェンダーに対する意識はとても低いと強く感じています。

中国では今でも女性は虐げられています。文盲の70%は女性です。私の知り合いの女性はまだ若いですが、自分の名前を書けません。学校へ行かせてもらえなかったのです。彼女は18歳で結婚し、今はまだ20代半ばですが、すでに小学生の子供を育てています。彼女の両親が教育の重要性を知らないはずはありません。なぜなら、両親は彼女の弟の進学のために引っ越しまでしているのですから。中国の多くの人が、女性は勉強しても意味がないという考えていることが、ここから見て取れます。

幸い私の母は、女性は自立する力を持つべきだと考えていて、私が小さい頃からいつも外へ出なさい、強くなりなさいと励ましてくれました。しかし、母のような考えや意識を持つ中国人はまだまだ少ないです。大学の面接で先生から、なぜヨーロッパではなく日本でこれを勉強するのか聞かれたことがあります。たしかにマスコミなどでは日本は女性の社会進出が遅れている、男女の不平等などが言われていますが、私からすれば、中国と比べればずっとずっとましです。日本の女性は経済的社会的には虐げられているかもしれませんが、命の危険はないのですから。中国では女性の人権そのものが軽く見られています。

中国にはジェンダーの概念や意識がありません。だから私は中国以外の世界でジェンダーの勉強をし、しっかりと学びたいと考えています。


余 雯涵さん、合格おめでとうございます!!

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