CURRICULUM カリキュラム
国際基準CEFRに合わせたレベル別クラス編成で、
自分にピッタリの授業が受けられる
学修の指標
ECC国際外語のクラス | レベル1 | レベル2 | レベル3 | レベル4 | レベル5 | レベル6 | レベル7 | レベル8 | レベル9 |
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初級 | 初中級A | 初中級B | 中級 | 中上級A | 中上級B | 上級A | 上級B | 超級 | |
【国際基準】CEFR | A1A2 |
A2 | A2B1 |
B1 | B1B2 |
B2 | B2C1 |
C1 | C1 |
日本語能力試験 (JLPT) |
N3合格 |
N3合格 |
N2合格 |
N2合格 |
N1合格 |
N1合格 | |||
日本語で「できること」 | 日常での基本的なやり取りを習得し、身近な人たちと良好な関係を築く | 関係深化やトラブル対処、情報伝達を習得し、生活に役立つ情報を得る | 日常やライフスタイルに関する情報交換、自身の背景や知識の伝達、必要情報の選択ができる | 相手へ配慮しつつ、様々な状況に対応し、多様な情報を得て地域や社会生活への理解を深める | 場や相手に応じてコミュニケーションし、広範な話題で意見交換、情報を活用して自分の考えや行動に反映させる | 専門的・複雑な事柄も理解し、人間関係を築きながら幅広いテーマで意見交換や情報共有、自分の考えを表明できる | どんな場面にも対応し、意見や考えを深め、他者の自己実現をサポートする | ||
学修の到達目標 |
身近な人たちとつながるためのコミュニケーションを習得する。生活の中で頻繁に接する場面での基本的なやり取りを習得する。 基礎段階の言語使用者 |
身近な人たちとの関係性をより深めたり、日常生活で起こる簡単なトラブルに対応するためのコミュニケーションを習得する。また、自分に直接的に関係することについて伝えることができる。生活に直接的に関係する情報を手に入れることができるようになる。 基礎段階の言語使用者 |
日常生活やライフスタイルなどについて情報交換したり、場に積極的に参加するためのコミュニケーションを習得する。自分の背景・経験や自分が持っている情報・知識を伝えることができる。目的に応じて準備されたものから、必要な情報を選ぶことができる。 自立した言語使用者 |
相手への配慮を示しながら、目的に応じたコミュニケーションができる。また、コミュニケーションを通して、生活の中で発生する大抵の事態に対応することができる。エピソードや計画などを伝えたり、説明したりすることができる。様々な種類・媒体から情報を得て、地域や社会生活について理解することができる。 自立した言語使用者 |
相手への配慮を示しながら、目的に応じたコミュニケーションができる。また、コミュニケーションを通して、生活の中で発生する大抵の事態に対応することができる。エピソードや計画などを伝えたり、説明したりすることができる。様々な種類・媒体から情報を得て、地域や社会生活について理解することができる。 自立した言語使用者 熟達した言語使用者 |
専門的なことや複雑な事態などについても、コミュニケーションを通して理解・対応することができる。また、コミュニケーションを通して適切な人間関係を構築し、相互理解を深めることができる。幅広いテーマや話題について相手の立場や状況などを踏まえて、語ることができる。文章の種類・媒体・テーマを問わず主要な内容を理解し、それを共有したりそれについて自分の考えを表明したりできる。 熟達した言語使用者 |
基本的にあらゆる場面や状況に対応することができ、どのような種類のことであっても理解することができる。コミュニケーションを通して、意見を引き出したり、考えを深めたりして他者の自己実現をサポートすることができる。 熟達した言語使用者 |
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言語活動の熟達度 | 読む | 読む | 読む | 読む | 読む | 読む | 読む | 読む | 読む |
生活の中で目にするものから、自分の生活に関わる簡単な情報を得ることができる。 | 生活に必要な情報や、生活を便利にする情報を得ることができる。短くまとめられた個人のことや身近なエピソードについての文章を理解することができる。 | 自身の生活に関することや自分の知らない物事について説明した文章を読んで、大体の内容を理解することができる。また、短くまとめられた他者の考えや意見が述べられている文章の概要を理解することができる。 | 地域生活やライフスタイルなどについて紹介されているある程度の長さの文章を、ポイントを押さえつつ、自身の目的に合わせて情報を取捨選択しながら読むことができる。 | 地域生活や広くライフスタイルなどについて書かれている様々な種類・内容の文章を目的に合わせて工夫しながら読み、有益な情報や知識を得ることができる。 | 抽象的なテーマであっても具体的なテーマであっても、主要な内容を理解することができる。使われている表現や段落構成から、明示されていない書き手の意図や考えを読み取ることができる。 | 様々な媒体に書かれている文章を読んで理解することができる。普段、自分にあまり関りのないことや、やや専門性が含まれているような文章であっても、ある程度全体的に理解することができる。 | 長く複層的な構造の文章でも読み解くことができる。また、日本語あるいはそのジャンルに独特の表現などを理解することで、読む楽しみを知ることができる。 | 概ねどのような種類・内容の読みものであっても、主要な点を押さえて全体的に理解することができる。 | |
聞く | 聞く | 聞く | 聞く | 聞く | 聞く | 聞く | 聞く | 聞く | |
個人についての基本的な事柄や、日常生活でしばしば交わされる内容のやり取りの中で、必要なポイントを理解できる。 | 自分に直接的に関係するやり取りにおいて、相手の質問を聞き取ったり、必要な情報を聞き取ったりすることができる。 | 自分に直接的に関係する色々な種類・内容のやり取りの中で、概ね全ての発話を聞き取りコミュニケーションのポイントを理解することができる。物事についての説明や物事についての主張が含まれる話を聞いて、ポイントを掴んで理解することができる。 | 日常生活や生活に関係する話題のやり取りの中で、自分にとって有用・有益な情報を選び取ることができる。簡単な体験談を聞いて、概ね全体を理解することができる。 | 相手の発話を聞いて、伝えたいことの趣旨を理解できる。生活に関する他者同士のやり取りやインタビューを聞いて、そこに含まれる情報や重要なポイントを理解することができる。 | 社会一般に関する話や、やや専門的な話・やり取りから情報を得ることができる。また、人の話を聞いて、異なる文化の話を理解することができる。 | それなりに長い話を聞いて、話の主要点を理解することができる。 少し長めの議論を聞いて、それぞれの主張のポイントを理解することができる。 様々なテーマのやり取りの中で、相手の発話を聞いて、話の主題や趣旨を理解することができる。 |
複層的で視点の移動がある、あるいは複数の情報が含まれているような話や議論を、自分で情報を取捨選択したり、文脈から内容を推測したりして、全体的に理解することができる。 不意のやり取りであったり、前置きのないやり取りであっても、相手の発話からやり取りの趣旨を理解することができる。 |
概ねどのような種類・内容の話、やり取りであっても主要な点を押さえて全体的に理解することができる。 | |
書く | 書く | 書く | 書く | 書く | 書く | 書く | 書く | 書く | |
自分に関することや日常的なことについて、単純な物事の流れやつながりが分かるように書くことができる。 | 自分の周りにある日々の事柄や個人的な出来事・体験について、自分の考えなども交えて簡単な文章で書くことができる。 | 自分が関心を持っていることや自分の周りの物事・出来事について詳しく記述することができる。 | 社会一般的な話題について、分かりやすく説明したうえで、自分の考えとその理由を表明することができる。 | 社会的な話題について、事実と意見をバランスよく組み込みながら、一貫性がある文章を書くことができる。 | 自分が専門とすることや、興味関心がある分野・テーマについて明瞭で詳細に記述することができる。 | 話題やテーマを問わず、効果的に段落を構成し、論理的で説得力のある文章を構築することができる。 | |||
話す・発表 | 話す・発表 | 話す・発表 | 話す・発表 | 話す・発表 | 話す・発表 | 話す・発表 | 話す・発表 | 話す・発表 | |
自分のことや自分の身近な人について簡単に紹介したり説明したりできる。 | 日常生活の中で見たり聞いたりしたこと、また体験したことを簡単にまとめて伝えることができる。また、自分の国に関することを簡単に伝えることができる。 | 物事や出来事について説明し、それに付随する自分の考えや気持ちを述べることができる。また、物事について説明し、それについての簡単な意見を述べることができる。 | 自分の周りの物事や出来事について明瞭に描写し、説明したり紹介したりすることができる。自分に起こった事態や経験についてわかりやすく伝えることができる。 | 印象的な出来事や経験について感情なども描写しながら語り、共感を得ることができる。社会一般の話題について、獲得した情報を元に、自分の考えや意見を述べることができる。 | 様々な視点や価値観、あるいは具体的な他者の意見を踏まえ、社会的なテーマや抽象度が高いテーマについて自分の意見や考えも含め、明瞭に伝えることができる。 | 自分の興味関心がある分野やテーマについて、複層的な構成で明瞭かつ詳細に伝えることができる。 | 専門的なテーマや複雑な話題について、論旨を明確にし、体系的に話を展開することができる。目的に合わせて表現や言葉を効果的に使い分けることができる。 | ストーリーや物語を構成し、聴衆の記憶や心に残るように話すことができる。 | |
話す・やり取り | 話す・やり取り | 話す・やり取り | 話す・やり取り | 話す・やり取り | 話す・やり取り | 話す・やり取り | 話す・やり取り | 話す・やり取り | |
個人に関する基本的なことや、日常生活に必要な基本的なやり取りができる。また、身近な人とちょっとした交流のためのやり取りができる。 | 日常生活に役立つ身近な情報をやり取りしたり、日常生活を楽しむためのやり取りができる。 | 単純なことについて他者にアドバイスをしたり相談したりすることができる。生活の中で起こるトラブルに対応するためのやり取りができる。 | 自分の要求を理解してもらうためのやり取りができる。また、双方向で情報や状況を伝えあいながら目的を果たすためのやり取りができる。 | やや特別な状況でで自分の心情や状況を理解してもらい、やり取りの目的を果たすことができる。 | 立場や状況が異なる相手に配慮を示しながら、やや複雑あるいは難しいシチュエーションであってもやり取りを収束させることができる。 | 共通した理解がある話題について議論したり、意見を交換したりすることができる。また、日常で直面する大抵の事態には対応できる。 | 自分が主導する形で一貫した議論を維持することができる。特に話題を問わず、相手にうまく合わせながら、コミュニケーションを構築することができる。 | 学術的あるいは職業上の幅広い話題について、インフォメーションギャップを埋めながらコミュニケーションを構築することができる。抽象的で複雑な議論や一定の規範がある中での議論に参加することができる。 | |
Can-do statement | 読む | 読む | 読む | 読む | 読む | 読む | 読む | 読む | 読む |
・非常に短い簡単なテクストを必要であれば読み直したりしながら一文ずつ理解することができる。 ・生活に直接的に関わることについてのお知らせやチラシ、パンフレットなどから、内容や場所、時間などの基本的な情報を読み取ることができる。 |
・単純な構造の文を並べて作られた短い文章を順を追って読み、概ね全体の内容を理解できる。 ・必要に応じて説明を受けたりサポートを得たりしながら、ポイントとなる箇所を把握し、概ね内容を理解することができる。 ・色々な種類のお知らせや案内から、自分にとって必要な情報を選んで読み取ることができる。 |
・単純な構造の文で構成された少し長さがある文章を読んで、物事の流れを把握することができる。 ・繰り返し読むことで、ポイントとなる箇所を把握し、大体の内容を理解することができる。 ・物事について紹介、説明している文章を、由来や特徴などそれについて知るためのポイントを押さえながら読むことができる。 ・事実と感想や意見を読み分けて、書き手が伝えたいことを理解することができる。 |
・ある程度の長さの文章を、段落構成を意識しながら読むことで、全体的な内容を理解することができる。 ・読み方が明確に指示されていれば、何度も繰り返して読むことなく、ポイントを理解したり、全体的な内容を把握したりすることができる。 ・ライフスタイルや生活に関わる情報が複数示されているお知らせから情報をピックアップし、それらを集めて全体を理解することができる。 ・身近にある文化や、ライフスタイルをトピックにした文章を読んで理解することができる。 |
・複段落で長い文章を、段落ごとにポイントを押さえながら読むことで概要を理解することができる。 ・読み方が明確に指示されていれば、何度も繰り返して読むことなく、ポイントを理解したり、全体的な内容を把握したりすることができる。 ・記事や投書などを読み、物事の様子や情報とともに、筆者あるいは他者の考えや感じていることを読み取ることができる。 ・社会や文化について書かれている文章を読んで、自分なりに面白いポイントや重要なポイントを読み取ることができる。 |
・長い文章であっても、1・2度読めば主要な内容を読み取ることができる。 ・様々な文体の文章を読んで、文体の違いによる文章の味わいの違いを感じることができる。 ・受験や就職といった比較的身近なことをテーマにした記事から、情報や他者の見解を読み取ることができる。 ・環境問題や科学、人生をテーマにした記事を読んで状況や心情、情報を読み取ることができる。 ・社会問題や人生をテーマにした文章を読み、内容を理解したうえで、自分なりに問題意識や見解を持つことができる |
・実際の新聞記事や雑誌の記事など構成や書き方に特徴がある文章を、その特徴を理解したうえで読むことができる。 ・ある程度、予備知識があれば初見のトピックであってもポイントを押さえて読み、理解することができる。 ・社会一般、専門分野に関すること、また例えば投書など様々な種類の文章を読み、必要な内容を読み取ることができる。 |
・専門的なことについて詳細に書かれた文章や、多角的な視点から見解や意見が述べられている文章などを読んで、統合的に全体を理解することができる。 ・オノマトペや慣用的な表現、比喩的な表現など様々な要素が盛り込まれている文章を読み、人物の特徴や心情、物事の様子や状況などに思いを至らせながら読むことができる。 |
・自分自身で読み方を設定し、様々な種類の文章を読み解くことができる。また、それを自分なりにまとめて他者に紹介することができる。 | |
聞く | 聞く | 聞く | 聞く | 聞く | 聞く | 聞く | 聞く | 聞く | |
・はっきりと発音されている短い会話や話を、繰り返し聞くことで、理解することができる。 ・買いものなど日常に密接した場面や個人のことを話している短い会話を聞いて、内容を理解することができる。 ・物事についての簡単な説明や紹介を聞いて、ポイントを理解することができる。 ・日常の場面でよく耳にするお知らせや案内などから、基本的な情報を聞き取ることができる。 |
・はっきりと発音されている短い会話や話を、繰り返し聞くことで、理解することができる。 ・個人の生活のことや、生活に関することについての短い会話や話を聞いて、内容を理解することができる。 ・将来のことや、困ったこと、あるいは相談などの会話において、相手の発話の中で必要なポイントを聞き取ることができる。 |
・はっきりと発音されていて、構造的に複雑でなければ、数回聞くことで少し長い会話や話を理解することができる。 ・物ごとについて説明する会話や話を聞いて、その物事の全体像をつかむことができる。 ・物事についての話し手の考えや意見のポイントを理解することができる。 |
・はっきりと発音されていて、構造的に複雑でなければ、数回聞くことで少し長い会話や話を理解することができる。 ・くだけた表現や文体で行なわれるやり取りを聞いて、内容を理解することができる。 ・物ごとについてのやり取りや説明の中で、自分にとって必要なポイントを主体的に選んで聞くことができる。 |
・はっきりと発音されていて、構造的に複雑でなければ、数回聞くことで少し長い会話や話の展開をつかむことができる。 ・やり取りを通して、相手の気持ちや感情をくみ取ることができる。 ・事前情報や知識がない話題であっても、テーマや話題を手がかりにして、話ややり取りのポイントを理解することができる。 |
・はっきりと発音されていれば、数回聞くことで途中で話題が変わるやり取りを全体的に理解することができる。 ・ニュースや番組で行われる典型的なやり取りの流れを知り、ポイントを押さえながら聞くことができる。 ・少し専門的なことや、やや抽象的な内容が含まれていても、前後の文脈や表現を手がかりにして、全体的に理解することができる。 |
・話し方やスピードが調整されていなくても、何度か聞き直すことができれば、概ね理解することができる。 ・複数人で行われている議論を聞いて、議論の流れや結論を理解することができる。 ・身近なテーマや話題であれば文字情報を頼りにしながら、実際のニュースや番組を聞いて概要を理解することができる。 |
・専門的なことについて詳細に述べられている発話や、多角的な視点から見解や意見が述べられている発話を聞いて、統合的に全体を理解することができる。 ・複数人で行われている議論や討論に参加しながら、そこで述べられている意見や説明を詳細に理解できる。 |
・自分自身で聞き方を設定し、基本的にどのような話し方であっても、様々な話題について予備知識がなくても理解することができる。 | |
Can-do statement | 書く | 書く | 書く | 書く | 書く | 書く | 書く | 書く | 書く |
・単純な構造の文を並べて、ごく短い文章を作ることができる。 ・基本的な接続詞を適切に使うことができる。 ・自分に関することや、身近な物事や出来事について、分かりやすい順番に文を並べて、説明することができる。 |
・構造的には単純だが、一文の中にいくつかの情報が入っている文(重文)を並べて、短い文章を作ることができる。 ・時制を意識して文を書くことができる。 ・自分が経験したことや自分が興味関心を持っている物事について、感想や簡単な意見を交えて説明、紹介することができる。 |
・日本語の文章の基本的な体裁のルールを知り、それに則って書くことができる。(原稿用紙の使いかた) ・ときおり複文も使いながら、少し長めの文章を書くことができる。 ・一連の短い別々になっている要素を一つの流れに結びつけることによって、自分が興味関心を持っている物事について結束性のある簡単なテクストを書くことができる。 |
・概ね適切かつ正確な言葉で書かれた文を並べて、それなりの長さの文章を書くことができる。 ・物事や出来事を伝えるのに効果的な文章構成で書くことができる。 ・生活の中の出来事や物事について、少し詳細に説明しながら自分の心情や感情を交えて、伝えることができる。 ・事実や他者の意見を元にして、物事について自分の考えや意見とその理由について書くことができる。 |
・文の正確さ、段落構成を意識して長い文章を書くことができる。 ・読み手の共感を得たり、説得力を高めたりするのに効果的な表現や構成で書くことができる。 ・環境や科学、人生といった社会生活の中で自分と切り離すことができないようなテーマ、話題について事実や一般論などと自分の意見を結びつけながら論じることができる。 |
・求められた長さに応じて、詳細さや構成を考えて文章を書くことができる。 ・読み手との間に経験や知識のギャップがあることを想定して、物事や出来事の主要な点を伝えるための文章を書くことができる。 ・複数の情報や、多角的な視点を含んだ論理的で一貫性のある文章を書くことができる。 |
・専門性が高い話題や複雑な話題について、補助的事項、理由、関連する詳細な事例などをつけ加えながら一貫性を持って論点を展開し、適切な結論で終わることができる。 ・読み手を自ら想定して、適切な文体で的確な構成と展開を持つ記述文や創作文を書くことができる。 |
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話す・発表 | 話す・発表 | 話す・発表 | 話す・発表 | 話す・発表 | 話す・発表 | 話す・発表 | 話す・発表 | 話す・発表 | |
・単純な語句で作られた文を並べた文章を読み上げることができる。 ・ときおり原稿に目を落としながら、ゆっくりでもよいので最後まで発表することができる。 ・音声については問わない。 ・自己紹介、国や家族および友人など自分の周辺のこと、予定や体験など自分がすることについて述べることができる。 |
・単純な構造の文を並べて、短いがまとまりのある発表ができる。 ・ときおり原稿に目を落としながら、ゆっくりでもよいので最後まで発表することができる。 ・指導を受けて適宜、語句の発音を修正しながら発表することができる。 ・自分の好きなことや、お勧めの場所や物を伝えることができる。(自分の国・日本) |
・ときおり複文なども混ぜて、短いがまとまりのある発表ができる。 ・スピーチの基本的な作法を理解して、実践することができる。 ・ゆっくりでよいので、できるだけ聴衆に視線を向けながら発表することができる。 ・嬉しかったことや心に残ったこと、がんばったことを伝えることができる。 ・自分が日常の中で接することの中で気になったことについて意見を述べることができる。 |
・基本的な接続表現などを使いながら事柄を順序立てて、分かりやすい流れの発表ができる。 ・話すスピードや間の取り方(ポーズ)など聞きやすさを意識した発表ができる。 ・夢や将来の計画なども含めて、自分のことを詳しく伝えることができる。 ・経験談、体験談を自分の感想や心情を交えて伝えることができる。 ・自分の国や生活に密接している事柄について詳しく伝えることができる。 |
・内容に応じた効果的な表現、段落構成で聴衆の共感を得る発表ができる。 ・アクセントやイントネーション意識して、ある程度流暢な発表ができる。 ・もとになる事実や情報を分かりやすく紹介、説明したうえで自分の考えや意見を述べることができる。 ・印象的な出来事を様子や光景を描写しながら、聴衆がイメージできるように語ることができる。 |
・内容に応じた効果的な表現、段落構成で聴衆の共感を得る発表ができる。 ・プロミネンスなどスピーチを効果的にするストラテジーを使い、それなりの長さであっても、ある程度流暢に発表できる。 ・普段、自分が直接的に接することがない社会的なテーマについて、事実関係を踏まえたうえで考えや意見を述べることができる。 ・価値観や主観に基づく自分についての話を論理的に展開し、説得力をもって伝えることができる。 |
・複層的なストーリーをしっかりと結束させて、明瞭かつ一貫性のある発表ができる。 ・聴衆にとって分かりやすいプレゼンテーションを作成することができる。 ・長さに関わらず、十分に流暢に発表できる。 ・自分でテーマを設定した内容であれば、インフォメーションギャップがある相手に理解してもらえるように話すことができる。 |
・複層的なストーリーをしっかりと結束させて、明瞭かつ一貫性のある発表ができる。 ・話し方、身振り手振りなども工夫して聴衆の記憶に残るようなプレゼンテーションができる。 ・グローバル社会に普遍的な事柄について、他者の視点や一般的な事実も踏まえながら意見を述べることができる。 |
・様々な構成パターン、接続表現、結束手段と洗練された表現を使って聴衆の記憶にとどめさせる発表ができる。 ・発表に対する質疑に、準備していない状態で対応することができる。 ・自分で収集した情報や知識に基づいて、専門性が高いテーマや、学術性が含まれるような内容のスピーチもしくはプレゼンテーションができる。 |
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Can-do statement | 話す・やり取り | 話す・やり取り | 話す・やり取り | 話す・やり取り | 話す・やり取り | 話す・やり取り | 話す・やり取り | 話す・やり取り | 話す・やり取り |
・相手が積極的にサポート(言い換えや、スピードの調整、語句および表現の修正など)してくれる状況でやり取りを進めることができる。 ・相手の発話がゆっくりかつ明瞭で、伝えるための工夫をしてくれていれば、概ね内容を理解できる。自身の発話に関しては、言葉や表現を探すために長く間が開いたり、詰まったりすることがある。 ・個人に関わる基本的なことについて質問したり、答えたりすることができる。 ・生活に直接的に必要なこと、またはごく身近な話題について自分から話したり、相手の言ったことに反応したりできる。 ・身近な範囲で誘ったり、相談したり、約束したりできる。 |
・必要がある場合に相手がサポートしてくれれば、やり取りを進めることができる。 ・相手の発話がゆっくりかつ明瞭であれば、発話内容を概ね理解できる。自身の発話に関しては、言葉や表現を探すために長く間が空くことがある。 ・相手との関係性や相手の立場を踏まえて言葉遣いや表現を変えることができる。 ・日々の生活や余暇に関わる身近な事柄について、直接的で簡単な情報交換、あるいは意見交換のやり取りができる。 ・病気のときや、困ったときに自分の状況を理解してもらうための簡単なやり取りができる。 |
・自然なスピードの発話を理解することは難しいが、明瞭な発話であれば、ことさらゆっくりした発話でなくても、理解することができる。 ・あらかじめ決まっている状況や、予測可能な日常の状況であれば、あまり言葉や表現を探すことなくやり取りができる。 ・予期しないトラブルや困難を乗り越えるためのやり取りができる。 ・簡単な言葉で感想や感情、感謝を表現して社会的関係を作ることができる。 ・生活上のやり取りの中で、相手から必要な情報などを引き出すために質問したり、相手の発話に対して適切に応答することができる。 |
・明瞭に発話されていれば、自然に近いスピードで展開されるやり取りについていくことができる。 ・ときおり、繰り返しや言い換えを求めることもあるが、日常的なやり取りは、お互いにそれほど苦労せず進めることができる。 ・困っていることや大変なことについて事情や状況を説明したうえで自分の要求や要望も伝え、相手の反応を踏まえながら、やり取りを進めていくことができる。 ・生活を楽しくしたり、充実させたりすることについて、情報を得るための質問をしたり、情報を提供するために説明したりすることができる。 |
・明瞭に話されていれば、自然なスピードで展開されるやり取りに対応することができる。 ・ときおり、繰り返しや言い換えを求めることもあるが、概ねスムーズにやり取りを進めることができる。 ・非日常的なトラブルや状況が発生した場合に、自分の状況や心情とともに、自分の要望を明確に伝え、相手の理解を得ることができる。また、相手の状況や事情、心情を理解したことを示しながら、提案やアドバイスができる。 |
・明瞭に話されていれば、自然なスピードで展開されるやり取りでも主導して進めることができる。 ・分からないことばや表現が出てきても、自分で補填する努力をしながらやり取りを進めることができる。 ・悩んでいる友人を励ましたり、後押ししたりすることができる。 ・目上の人に用件を明確に伝え、お願いごとをすることができる。 ・自分の要望を実現するために、物事について詳細に説明したうえで交渉することができる。 |
・口語表現などが混ざる自然なスピードで展開されるやり取りであっても、コミュニケーションを成立させることができる。 ・方向性が定められており、テーマについてある程度、共通の知識を持っている相手とであれば、社会一般的なテーマで議論することができる。 ・事実を正確に描写したり、相手の意見・見解を踏まえて自分の考えを述べたりなど、複雑な事態やトラブルに対処するために必要なやり取りを構築できる。 |
・フォーマルな言葉遣いでも、くだけた言葉遣いでも、その場や会話の参加者に応じた適切な言葉遣いでやり取りを展開できる。 ・議論の場において、発話を促したり、途中で話をまとめたりしながら収束に導いていくことができる。 ・相手の主張や話の展開に合わせて、言葉遣いや表現、内容を調整しながらやり取りを円滑に進めることができる。 |
・幅広く語彙や表現を駆使して、目的に向けてやり取りを展開していくことができる。 ・やり取りの中で、相手の知識の程度や理解の程度などを測りながら、相手に理解してもらえるようにやり取りを展開していくことができる。 ・ディベートに参加し、自分の役割を果たすことができる。 ・芸術や倫理など曖昧で抽象的なテーマについて、様々な視点から意見を交わしたり見解を述べたりすることができる。 |